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「学生環境人材バンク green-station」は、「北海道の学生のボランティア活動と環境市民活動団体の架け橋に」をテーマに、NPO法人北海道市民環境ネットワーク(きたネット)内で取り組むプロジェクトチームです。
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「RICOHプリンターリサイクルツアー」報告の最終回です!

今回見学した環境開発工業株式会社さんには、
リサイクルの新しい取り組みである
LINK-PRO 「リンク・プロ」システムがあります。
(詳細はホームページ http://www.kklp.co.jp/ にて…)

こちらは、そのシステムのうちの
トナーカートリッジ部門の説明です。

P1080703.JPG








ボトルから吸引されたトナーが収集され、
形を変えて再利用されます。

P1080707.JPGP1080710.JPG








こちらは分別回収されたプラスチック類の梱包が行われている様子。
みなさんの身近でも見られるグッズや、
キャラクター等の玩具類に姿を変えるのだそうです…

P1080725.JPGP1080726.JPG








続いては、車の部品でおなじみのオイルフィルターの分解。
ここから出るオイルは再生油の原料、容器は鉄素材、
フィルターはRPF燃料となります。

P1080737.JPGP1080750.JPG








そして、こちらがRPF燃料…
(廃プラスチック・パレット等の木くず・梱包材等の紙類を
破砕して圧縮し棒状のかたまりにした固形燃料です。
この時トナー粉も混ぜられ再利用されています)

P1080739.JPGP1080756.JPG








小一時間ほど工場内を案内していただき戻ってみると…


既に解体されてこのとおり!

P1080758.JPGP1080760.JPG








そして、すべての部材が分別され、
それぞれの素材ごとに重さを量っていきます。

P1080765.JPGP1080764.JPG








これらの記録はデータを数値化したE.D.Iシステムによって管理されす。
これにより、モノの廃棄から処理(リサイクル)までの追跡調査を可能にし、
資源の有効利用に大きく寄与している…との事でした。

P1080791.JPGP1080797.JPG








工場見学の後、リサイクルツアーの共同企画者でもある
「環境NGO ezorock」によるラジオ放送の取材も行われました。

今回の見学の様子は、環境NGO ezorockがレギュラーで
放送を行っているFMアップル (76.5MHz) の番組内で
2月5日と12日に2回にわけて放送されました。
(番組名はDAILY note ・‘LIFE LINK’ezorock です)
http://www.765fm.com/

また、ezorockのwebでは、
収録した放送が後日アップされる予定です。
ぜひお聞きください!

※今回訪ねたリサイクル工場では、OA機器等はすべて
機械に頼らず手作業で解体される事に驚きました。
更には再利用に回す事の出来ない廃プラスチック・紙
及び木くず等も燃料として再生され、ゴム・スポンジ等を除き、
そのほとんどが再利用できる事を知りました。
使命を終えて廃棄物となってしまった品物を、
リサイクルによって再生させる事がいかに大切であるか、
改めて再認識したツアーとなりました。

今回ご協力いただいた、
リコー北海道株式会社、環境開発工業株式会社のみなさま、
参加していただいた学生のみなさん、本当にありがとうございました。
そして、共催団体である環境NGO ezorockのみなさん、
お疲れさまでした。

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